遠山の目付(えんざんのめつけ)の意味とは
遠山の目付とは、相手の顔を中心に見ながら遠くの山を見るように相手の全体を見るという視線の使い方のことです。
剣道では、相手とは比較的近距離での戦いになります。
近距離では視界も狭くなり、攻防戦を行ううちに視点が一箇所に集中してしまいがちです。
そこで、遠くの山を見るように相手を見据えることで、頭の先から足先まで全てを見ることができるという考えかたです。
相手の全体像が見えていると、いつ・どこを打って来るのかがわかり、精神的にも視野が広がり、柔軟に対応することができるようになります。
ぜひ「遠山の目付」をやってみてくださいね。
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